「タダでブログを作れるなら、それに越したことはない」——そう思ったことはありませんか?
私もそう考えて、プログラミング知識ゼロのままAIの力を借りてブログを自作しました。それなのに、しばらくしてWordPressへの移行を決断しました。
先に、私の結論を書いておきます。
すでに主流のツールがあるものは、使えばいい。Claude Codeに作ってもらうべきは、世の中にまだないものです。
この記事では、なぜ無料で動いていたものを、あえて有料に切り替えたのかをご紹介します。自作を経験したからこそ見えてきた理由を、正直に書きます。ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- プログラミング知識ゼロでも、AIでブログは自作できるのか
- 無料で動いていたブログを、あえてWordPressに移行した決定打
- 自作とWordPress、実際に両方やってみた比較
- 「自作すべきもの」と「既製品を使うべきもの」の線引き
結論:移行して分かったことは3つです
先に、この記事の答えをまとめておきます。
- 決定打はデザイン。何が正解か分からないまま、自己流で作り続けることになる
- 月1,000円は「安心料」として安すぎるくらいだった
- それでも、自作した時間は無駄ではなかった
最後の「無駄ではなかった」というところ。ここが一番伝えたい部分なので、後半でしっかり書きます。では、順番に見ていきます。
Claude Codeでブログを自作した
少し前、私はClaude Codeを使ってブログサイトを自作しました。プログラミング知識ゼロの非エンジニアが、日本語の指示だけでです(そのときの様子は「言われるがまま」で良かった。非エンジニアのClaude Code入門記に書きました)。
きっかけは単純でした。「WordPressは有料だけど、タダでできるならすごい」と思ったから。
実際、Next.jsというフレームワークで作ったブログは無料で公開でき、デザインも綺麗で、AIで記事を自動生成する機能まで付けることができました。
それなのに、私は先日WordPressへの移行を決めて、実行しました。
決定打は「デザイン」だった
移行を決めた一番の理由は、デザイン性の調整が大変だったことです。
自作ブログでは、見た目の細かい調整をすべてAIへの指示でおこないます。それ自体はできるのですが、そもそも私には「ブログサイトに適したデザイン」がまだよく分かっていませんでした。
何が正解か分からないまま指示を出すので、どうしても自己流からのスタートになってしまう。手探りで作った見た目が、読者にとって読みやすいのかどうかも判断できない。
ここに時間を使い続けるのは違うな、と感じました。
WordPressなら、世の中のブロガーが使い込んできたテーマ(デザインのテンプレート)がすでに存在します。先人の積み重ねに乗っかれるわけです。
王道には、王道の理由がある
使ってみて実感したことがあります。
ブログ運営に必要な機能は、既存の王道システムを使った方が手っ取り早い。すでに世の中で主流のツールがあるなら、あえて新しく作る必要はないんです。
WordPressはブログ運営の主流で、世の中のブロガーが最初に通る道。私の参加しているオンラインコミュニティでも、多くの方がおすすめツールとして挙げていました。
実際に両方やってみて、違いはこうでした。
| 自作(Next.js) | WordPress | |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 月1,000円程度(ConoHa WINGと年間契約) |
| デザイン | 全部AIに指示。ただし正解が分からない | 先人が使い込んだテーマに乗れる |
| 困ったとき | 基本は自力で解決 | ネットに解決策が豊富。仲間にも聞ける |
| 副業として | 構築に時間を取られる | スモールスタートにちょうどいい規模感 |
「無料で自作」と「月1,000円で王道」を比べてみたら、月1,000円は安心料として安すぎるくらいでした。
自作した時間は無駄だったのか?
無駄ではなかった、と思っています。
自作したからこそ、「ブログに必要な機能とは何か」「デザイン調整がどれだけ大変か」を身をもって知ることができました。最初からWordPressを使っていたら、そのありがたみには気づけなかったはずです。
自作ブログの記事はどうしたか
自作ブログに投稿していた記事は削除しました。試しにAIに書かせた記事で、自分の要素が全くなかったからです。
新しいブログでは、自分の経験を盛り込みながら書いていきます。
まとめ:作る道具と、使う道具
今回の経験で学んだのはこれです。
AIと付き合う現実解
- ブログは → 王道のWordPressで
- 自作は → 自分にしかない課題のために
すでに主流のツールがあるものは、使えばいい。Claude Codeに作ってもらうべきは、世の中にまだないもの。
たとえば、自分の仕事ですでにルーティン化されている作業があるなら、それを助けるツールをClaude Codeに作ってもらう。既製品がないからこそ、自作の価値があります。
この使い分けが、非エンジニアがAIと付き合う現実解なんだと思います。
なお、WordPressに移ってからClaude Codeの使い方そのものも変わりました。その転機になった話は「Claudeは記憶喪失だった。CLAUDE.mdを使い始めたら別物になった話」に書いています。


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